こんにちは！

2023年7月12日から15日までの3日間にわたり、彩星工科高等学校のインターンシップ（現場実習）を実施しました。今回は2名の学生が当社に来てくれました。

神戸鈑金工業株式会社では毎年、建設機械、産業機械の薄板鈑金加工のモノづくりに「少しでも興味や魅力を感じていただけたら！」という思いでインターンシップを積極的に受け入れ、実施しております。また当社の魅力は1枚の鉄板を切断、プレス、曲げ、溶接、塗装、組立まで全ての工程を自社で実施することで、いつも学生さんから「モノの形が変わっていき製品になっていく様子を見ることができて面白い」、「大きな設備があって迫力がある」という声をいただいておりますので、そういった魅力が少しでも伝わればという思いでインターンシップを実施させていただいております。

最初の日は、会社案内や工場見学、安全教育からスタートしました。

紙を切ってキレイなサイコロを作れるかというゲームにも挑戦してもらいました。サイコロ作りゲームを通して、モノづくりにおいて効率よく正確にモノを作るために何が重要かを学んでもらいました。

３回作るのですが、気を付けるポイントをだんだん加えていくと、出来上がりのさいころがどんどんきれいに、そして早く作れるようになることにインターン生も感動していました。

午後からは、工場内の作業を体験。

今回体験していただいたのは、油圧プレス工程の前後処理作業です。

プレス工程というのは鉄板をプレス機（当社のプレス機は一番大きいもので1600ｔの圧力がかかります。）にセットして安全確認をしてから機械を作動させるというものです。

この工程で大切なのはセットする前の鉄板にキズ、汚れがないかの確認、機械を作動させる上での安全確認、プレスが終わってからの製品にキズやしわがないかの確認と汚れのふきとり作業です。これらの確認、作業を製品１つ製作するたびに行うのでかなりの集中力が必要です。

初日は２人とも暑いこともあり疲れていたようですが、２日目、３日目と進むにつれて徐々に慣れ問題無く作業をこなしていってくれました。

そしてインターンシップ生の皆様、大変暑い中お疲れ様でございました。

この度はご参加していただき、ありがとうございました。

インターンシップ後、インターン生から届いた感想文を読ませていただきましたが、インターンシップを通し働くことがどんなものかを体験し、働く過程で職場の方とコミュニケーションをとりながら進めることの大切さを実感してもらえたようで大変うれしく思いました。

弊社としてもこれからこういったインターンシップの受け入れを積極的に行い、薄板鈑金のものづくり、そして当社のことを知っていただける様に努めていきたいと思います。